犬がマダニ刺されたらどうすればいい?無理に取ってしまった場合の対処法!

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マダニは本当に恐ろしいですよね・・・

 

ニュースを読んでいたら、富山県で犬2頭が「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症したそうです 😥 

 

これは、ウイルスを保有したマダニに噛まれて感染する病気です。

 

その2頭のワンちゃんは現在は回復したとのこと。

 

元気になって本当によかったです。

 

マダニは草むらなど、私たちの身近に潜んでいます 😥

 

そして、人が通ったり、動物が通ると飛びついて吸血します。

 

動物に張りつくマダニ

 

ウイルスんい感染したマダニ噛まれると命を落とす危険性があるため本当に気をつけなければいけません。

 

また、マダニは感染した動物から人にうつるケースもあるので注意が必要です。

 

前にテレビで見たことありますが、マダニの吸血力はすさまじいです・・・ 😯 

 

体の3~4倍も大きくなるまで血を吸うそうです。

 

もし、大事な愛犬がマダニに刺されたら(噛まれたら)どうしたらいいのでしょうか?

 

すぐに取りたくなってしまうかもしれませんが、絶対にやめましょう。

 

取ってしまったら体の一部が犬の体内に残ってしまう可能性があります。

 

では、またマダニに刺されたときはどのように対処したらよいのでしょうか?

 

そして、どのような症状がでるのでしょうか。

そこで今回は、

  1. マダニの恐怖とは?
  2. マダニに刺されたときの症状
  3. 愛犬がマダニに刺されたときの対処法
  4. もし、マダニを取ってしまった場合
  5. マダニの対策方法

について詳しく解説します

マダニは、ダニの仲間で固い外皮に覆われています。

 

草むら、山林、河川敷、公園など、私たちの生活に身近なところに潜んでいます。

 

マダニは年中注意が必要です。

 

人間や動物の二酸化炭素の匂いや体温、体臭などに反応して、人や動物の体に飛び移り、吸血します。

 

マダニって目で見える大きさなの?

マダニの大きさは吸血前は3~4mm程度で、肉眼でも確認できます。

 

引用元:Life with Pet

吸血後は写真のように体が大きく膨張し、100倍以上の体重になります。

 

えぇ~100倍!!
怖い~!!

 

 

犬がマダニに刺された(咬まれた)時の症状とは?

ここでは、犬がマダニ刺された場合の症状を詳しく解説します。

 

犬が刺されてしまった場合、このような症状がでることが多いです
  • 感染症
  • 貧血
  • アレルギー性皮膚炎
  • 神経障害

 

1つ1つ詳しくみていきましょう。

 

●感染症
感染症マダニが病虫やウィルスを持っていると、刺されたときに微生物が犬にうつり感染症になることがあります。

主な感染症はこちら
「バベシア症」、「日本紅斑熱」、「エールリヒア症」、「SFTS(重症熱性血小板減少症)」、「Q熱」
重症になると命の危険を伴います。

感染症はマダニが咬みついてから48時間経つと感染率が高くなるそうです。

 

 

貧血
貧血マダニは1匹だけでなく、複数寄生することもあります。
小型犬の場合、吸血される量が多くなったり、大量にマダニがつくと貧血を引き起こす可能性があります。
アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎→マダニの唾液がアレルゲンとなってアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。

 

 

●神経障害
神経障害マダニの唾液中の毒性物質によって起こることがあります。

 

犬がマダニに刺されてもほとんどの場合、犬自身が気づくことはありません。

 

そのため、飼い主が定期的に探してみましょう。

 

 

マダニは湿気を好みます。

犬の首輪の下や尻尾の内側、内股、わきやひじ周り、耳、鼻のまわりなどに寄生しやすいです。

 

定期的に探してみましょう。

 

手を愛犬の体にそっと沿わせながら探します。

 

血を吸ったマダニはパンパンに膨れ上がっています。

 

手で触ると分かるほどの大きさになります。

 

マダニは犬に吸血し、満腹状態になると犬の皮膚から口を離し犬から離れます。

 

咬まれた跡が赤く腫れて飼い主が気が付くこともあります。

 

マダニに大量に血を吸われてしまうと貧血になってしまうこともあるので要注意です。

 

マダニは、犬だけでなく人間にも刺します。
愛犬にマダニが付着している場合は、飼い主も刺されないよう注意が必要です。

 

もし、マダニが嚙みついているのを見つけたら絶対に無理に取ってしまってはいけません。

 

次の項目でそのワケを説明します。

 

犬がマダニに刺されたときの対処法。

 

もし、マダニに刺されたときはどうしたらいいの?

犬がマダニに刺された場合、すぐに病院へ連れて行きましょう。

 

愛犬にマダニがついていたらすぐに取ってあげたくなりますが、飼い主が自分で取ろうとするのは絶対にやめましょう。

どうして?

飼い主がマダニを無理に取らない方がいい理由

愛犬がマダニに噛まれた時、急いで取りたくなりますよね。

 

しかし、刺されたマダニを焦って取ってしまうと、返って事態が悪くなる場合があります。

 

なぜなら、マダニは犬の血を吸うときに、振り落とされないようにセメント物質を出して犬の皮膚内に頭をがっちり食い込せます。

 

飼い主が無理やり外そうとすれば、マダニの胴体と頭部が引きちぎれ、マダニの頭部だけが犬の皮膚内に残ってしまうことがあります。

 

そうするとその部分が化膿し、感染症になってしまう恐れがあります。

 

その為、必ず動物病院で適切な処置を受けるようにしましょう。

 

病院ではマダニを取った後、刺された部分が炎症や化膿している場合には、消炎剤と抗生物質と駆除薬で治療することが多いです。

 

マダニを無理に取ってしまった場合の対処法

愛犬がマダニ噛まれたらすぐに動物病院へ連れていくことはわかっていても、とっさに取ってしまうこともあるかもしれません。

 

無理に取ってマダニの頭や口が残ったらどうしたらいいの?

 

一刻も早く取り除きたいとは思いますが、マダニは自分で取ってはいけません。

先ほどの項目でお伝えしましたが、飼い主さんがマダニを無理に取ってしまうと、マダニの体の一部が体内に残ってしまうことがあります。
中には、マダニをピンセットで取っても良いという方もいらっしゃいますが、吸血中のマダニはガッチリ咬み付いているため、引っ張ってもなかなか取れません。

 

また、マダニの口など身体の一部が皮膚内に残ってしまうと、皮ふが化膿する原因となってしまいます。

 

マダニを自分で取ってしまった場合はすぐに動物病院へ行ってみてもらいましょう。

 

過去には飼い主さんが愛犬についた数匹のマダニをご自身で取ってしまい、そのマダニを潰したことでSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスに感染してしまったケースもあります。

 

この方は命は無事でしたが、左目を失明してしまいました。

 

もちろん、全てのマダニがSFTS(重症熱性血小板減少症候群)のウイルスを媒介しているわけではありません。

 

しかし、マダニを自分で取ってしまうと愛犬だけでなく、人間にも命の危険が伴ることを忘れないようにしてください。

 

マダニの対策方法3選

1 駆除薬の投与

 

しっかり駆除させるためには、駆除薬の投与が効果的です。

 

動物病院で処方してもらえます。

 

最近は、フィラリアの予防薬とともに、月に1度のノミ・マダニ予防薬を投与することが動物病院でもオススメされています。

 

うちの子たちもフィラリアとノミ・マダニの薬を飲ませています。

 

ただ、予防薬を飲んでいても完全に防げるわけではありません。

 

 

ノミ・マダニ予防薬を飲ませていてもマダニには噛まれます。

ただ、ノミ・マダニ予防薬を飲ませていれば感染症になる可能性がグッと低くなります。

 

定期的に投与することで、寄生リスクが少なくなります。

 

犬に寄生したマダニなどのダニ類やノミを駆除する薬は、おやつ感覚で食べることができるような「ネクスガード」や皮膚に垂らすタイプの「フロントライン」などがあります。
1つ1つ見ていきましょう。
ネクスガード
おやつ感覚で食べる薬です。
投与後24時間以内に寄生したマダニを駆除します。
感染の予防にも役立ちます。
フロントライン
フロントラインは犬の首あたりに薬を滴下します。
皮脂を通して体全体に薬が広がっていき、寄生したマダニを駆除します。
2、3日の間はシャンプーは控えてください。

かかりつけの獣医師に相談して選んでくださいね

普段からノミ・マダニ予防薬を飲ませてあげてくださいね。

 

2 草むらに犬を連れて行かない

草むらや公園、あぜ道等にはマダニは多く生息しています。

 

このような場所に犬を連れて行かないことでも対策できます。

 

ただし、他の動物に付着して飛んでくる場合もあるので注意が必要です。

 

マダニは季節問わず1年中警戒が必要です。

 

散歩したあとなど、定期的に全身のチェックしましょう。

 

特に、マダニが寄生することが多い、首輪の下や尻尾の内側、内股、わきやひじ周り、耳、鼻のまわりなどは注意深くチェックしましょう。

 

他にも、マダニを寄せにくくするスプレーや首輪がペットショップ等で売られています。

 

3 マダニがつきやすい時期は特に気を付ける

マダニは1年中注意が必要ですが、特に梅雨と秋の季節は要注意です。

この時期はマダニがつかないように草むらとかに入らないようにしましょう。
さらに、この時期は蚊がでてきます。
フィラリアの予防薬を飲めば、確実に防ぐことができます。
ノミ・マダニとともに処方してもらいましょう。
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まとめ マダニの対処法・自分で取ってはいけない理由

いかがでしたか?

 

マダニ怖いですよね 😥

 

愛犬にマダニがついていたら私も慌ててしまいまうと思います。

 

ただし、吸血しているときのマダニにはがっしりと犬の皮膚に咬み付いています。

 

マダニの一部が愛犬の皮膚に残ったままの場合は、感染症になる可能性もありますので、動物病院で適切な駆除処置を行ってもらうことをおすすめします。

 

犬のマダニを予防するには、ダニの駆除薬の投与が一番効果的だと言われています。

 

それでも100%噛まれないと言うわけではありません。

 

予防薬は、あくまでもワンちゃんが感染症に感染する確率を下げてくれるものです。

 

また、草むらにできる限り犬を連れて行かないことでも予防につながります。

 

もし、そのような場所に行くときはマダニを寄せにくくするスプレーや首輪などを付けていくといいですね。

 

もし、外で遊ばせた時には愛犬の体をチェックしてあげましょう。

 

万が一マダニを発見したら、自分で取ってしまったりせずに、動物病院へいきましょう。

 

マダニから守れるのは飼い主さんだけです。

 

予防対策しながら愛犬をマダニから守りましょう。

 

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