愛犬のトイプードル(きなこ)は後ろ足をピーンと伸ばして寝ます。
床にお腹をくっつけて前足・後ろ足を伸ばして寝ることも。
まるでスーパーマンのようです。
初めてきなこのその寝方をみた時は、
「え?大丈夫かな!?」
と驚きました。
我が家のマロンやここあは丸まって寝ていたり、前足だけを伸ばして寝ていたり 😀
その日によって様々な寝方をします。
愛犬が心地よさそうに寝ている姿はとにかく可愛いですよね!
そんな寝顔を見ながらふと、
「寝方によって犬の心理状態が違うのかな~」
と思ったので調べてみたところ、面白いことがわかりました。
犬の寝相を見れば警戒しているのか、安心しているのか、心理状態がわかるというのです。
我が家のワンコたちの寝相を調べてみたら、個々の性格にもったり当てはまっていました!
そこで今回は、愛犬の寝相でわかるワンコの心理状態について詳しく解説します。
あなたの愛犬はどんな寝方をしているのか、ぜひチェックしてみて下さいね。
目次
寝相でわかる犬の気持ち
犬は1日に12時間~15時間寝ると言われています。
子犬やシニア犬は16~19時間ほど寝ます。
うつ伏せや、お腹を出して寝たりと、寝相は様々です。
1日の大半を睡眠に充てている犬の寝相によって、その時の犬の心理状態や健康状態を知るヒントが隠されています。
日頃から寝相を観察し、愛犬の気持ちや健康状態を把握しておくことは重要です。
それではさっそく見ていきましょう~!
1 前足・後ろ足をピーンと伸ばして寝る
お腹を床にピタッとくっつけて、スーパーマンのように四肢を伸ばして床に寝る。
この体勢は、犬が体をほぐすために足を伸ばして、そのまま寝てしまった場合などに見られます。
犬の足伸ばすやつの大ファンです。#yodatalk pic.twitter.com/OzelC8Xlos
— 芋子 (@yoda_imo5) January 7, 2023
可愛いですよね。
また、すぐにでも起き上がって「遊ぶ」準備ができている状況です。
好奇心旺盛で元気な子や子犬に多く見られる寝方だそうです。
この姿勢で寝ている時は、居眠りのような浅い睡眠状態です。
「眠い!」けど飼い主さんと「遊びたい!」という心の現れかもしれませんね。
リラックスして寝ている犬に見られることが多いそうです。
ウチの犬の寝方が…スーパーマンw pic.twitter.com/x7Nyv1RbBH
— あべコ。(Sinar) (@abekoofficial) February 28, 2015
犬のお腹周りの毛や皮膚はとても薄いので、寒さからお腹の体温を逃がさないように本能的に防いでいるかもしれません。
身体が震えていないかどうか確認しましょう。
2 身体を丸めて寝る
頭と尻尾がキュっとボールのように小さく丸くなって眠る状態。
これは、自分の体(お腹)を温めるために、できるだけ身体を小さく丸めています。
性格が少し臆病だったり繊細な子である場合が多いそうです。
また、本能から外敵に見つからないように小さくなっています。
他にも、寝る前に犬がぐるぐると回って、そのまま丸まった状態で眠りにつく場合は、寝床を整えながら周囲を確認している意図があります。
これは野生時代の本能的行動と考えられています。
3 ヘソ天で寝る
へそ天とはおへそを天井に向けて(仰向け)寝る姿のことを言います。
お腹周りの皮膚と毛は非常に薄くデリケートな部分です。
そのお腹を見せて寝るということは周囲に対して全く警戒心がなく安心している証拠です。
本当に可愛いですね~(^^♪
無防備すぎる~(^^♪
幸せが伝わってくるような寝方です。
飼い主へと犬との信頼関係が築けている証ですね。
4 横向きで寝る
愛犬が横向きでおなかを出して眠っているのは、安心している証拠です。
飼い主と犬との信頼関係が強い証拠です。
また、深い睡眠の証でもあります。
5 ライオンの姿勢
うつ伏せの状態で、前足に顎を載せてまるでライオンのように寝ます。
この状態は何かあった時にすぐに起き上がって行動できる姿勢です。
周りにやや警戒していることが考えられます。
この姿勢の時は浅い眠りであることが多いです。
6 タオルや毛布に潜る
お気に入りのタオルや毛布に体をくるまって寝る。
布団に潜って寝るのが好きな犬の場合、寂しがり屋な性格の子が多いそうです。
また、身体を温めるためにタオルや毛布にくるまっている場合もあります。
こんな寝方は要注意
上半身を床につけ、腰を上げた状態で寝ている場合。
腹部に痛みがあったり体調不良のサイン時にこの姿勢を取ることが多いです。
他にも普段と変わった症状がないかを確認して、いきつけの動物病院へ連れていくことをおすすめします。
また、いびきをかいて寝ている場合。
元々鼻が短めの犬種であれば心配することはほとんどありませんが、普段はいびきをかかないのに、突然大きないびきをかいている場合は、睡眠時無呼吸症候群の症状ということも考えれられます。
その場合は日中の様子を観察し、眠そうにしているかどうか注意しましょう。
そして、起きている時に足を伸ばしていたらパテラ(膝蓋骨脱臼)の可能性もあります。
膝のお皿が外れている状態です。
起きている時に足がピーンと伸びた状態だったり、歩き方が変だと感じた場合は、動物病院へ受診することをおすすめします。
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まとめ・我が家のワンコたちの場合
いかがでしたか?
犬の寝相にはその時々の心理状態や体調がわかります。
もし、愛犬が寒がったり、暑いといった体調による場合は、室温を調節してあげましょう。
このように日頃から愛犬の寝相を観察しておくと、犬の気持ちや身体の不調にも気付きやすくなり、病気の早期発見へとつながります。
我が家のワンコたち
寝ている時も、起きている時も両手両足をピーンと伸ばして、スーパーマンのようなきなこ。
今回調べてみて「遊びたい」という証拠だということを知って納得しました!
きなこは日頃から遊ぶのが大好き。
起きている時は、お気に入りのボールを私に持ってきて「遊んで~」と言わんばかりの表情でこちらをみています。
後ろ足を伸ばして寝る犬は、元気いっぱいな性格と言われるのも納得です。
また、ここあはいつも毛布にくるまって寝ます。
ここあは普段から大人しく、繊細です。
こちらも当てはまります。
そして、トイプードルのマロンはつねに家族とくっついてお腹をだして寝ています。
安心してくれてるのかな(^^♪
愛犬の可愛い寝姿を見ていると、とても癒されますよね。